こんにちは。
周りで和婚をあげた人は全くおらずとても素敵な文化なのにもったいなと思い少しでも和婚について興味のある方に参考になればと思いながら記事を書いています。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
・30代女性
・40人弱の少人数結婚式を京都の上賀茂神社で挙式・平八茶屋で披露宴を行った
和婚って?
何をもって和の結婚式というか、という定義は色々あると思いますが、一般的に挙式を和の要素で行うと和婚と呼ばれることが多いようです。
早速どんな式があるのかご紹介していきます。
神前式
神前式は神社や神殿で行なわれる、日本の伝統、心を大切にした結婚式です。
神社で結婚式を挙げるということは、お互いに盃を交わす、三三九度の儀(三献の儀)や、玉串拝礼などの儀式を通じて、自分の命、今までの二人の人生を支えてくれた人々、そして二人が出逢えたご縁に感謝し、神様の見守る前で「永遠の愛」を誓い、この先の人生を二人で歩んで行くことを神様に報告するということです。
「神道=日本人のこころ」を大切にし、結婚するふたりの心と心、そしてご家族同士の心と心をつなぎ、夫婦として新たな出発を誓う。
数多くある人生儀礼の中で唯一、二人で行なう儀式です。
仏前式
仏前式は「今ここに生かさせていただいている」という感謝の気持ちを込めて仏さまと先祖の前で結婚を誓う挙式のことです。
ふたりが出会えたのも、命を与えてくれた先祖の存在があってこそ、その先祖を大切に思い、供養し続けることによって、今生きている自分たちの存在を確認するのが仏教における縁(仏縁)です。
仏前式はこの考えのもとに執り行われています。
また「結婚したふたりは生まれて変わっても結ばれる」という教えが仏教にはあり、仏前で結婚を誓ったふたりは来世でも結ばれることになるそうです。
仏前式の式次第は宗派によってさまざまですが、明治45年に日本で初めて仏前式を行った増上寺では、戒師(かいし)と呼ばれる式を司る役目の僧侶が仏さまと両家の先祖を奉請文で招き、ふたりで7本の花を仏さまに供養するところから始まります。
筆者が実際にした神前式の流れ(上賀茂神社)
挙式30分前に誓詞に署名 作法の説明
大体の流れの説明を受け、作法のちょっとした練習などをしました。
手水の儀
手や口を清めることをいいます。
新郎新婦、親族参進 結婚式場へ
私はこれをどうしてもしたくて神前式を選んだといっても過言ではありません。笑
修祓(お清め)
修祓とはお清めのことで、参列者も全員起立して一同頭を下げ、おはらいを受けます。
斎主主祝詞奏上
斎主が神に二人の結婚の報告をし、神々の加護を願って神への感謝の祝詞を読み上げる。一同起立し、頭を下げ拝聴します。
三三九度のお盃の儀
新郎新婦が大中小の杯に注がれたお神酒を次の順番に飲み交わします
小杯・・・新郎、新婦
中杯・・・新婦、新郎
大杯・・・新郎、新婦
※飲む時は、はじめの2口は口をつけるだけにして、3口目に飲み干します。飲めない人は口をつけるだけでいいです
指輪交換の儀
1.新郎が新婦の左手にはめます
2.新婦が新郎の左手にはめます
私は右手をだしてしまい、まさかの指輪をはめるシーンで失敗するという大失態をやらかしました。笑
誓詞奉読の儀
誓詞奉読とは、結婚の誓いの言葉のこと。
新郎新婦は神前に進んで並びます。平易な現代語で書かれているので、心配しなくても大丈夫です。
頑張って夫に読んでもらいました!事前に紙を見せてもらっていたので漢字の部分にはふりがなをふっておきました。
玉串拝礼
無事に式が済んだ事を感謝する儀式です。
新郎新婦は巫女から玉串を受け取り、玉串を神前に捧げます。
玉串を捧げ、二礼二拍手一礼の作法でお参り致します
五十鈴の儀・親族結盃の議
参列の皆様にお神酒を注ぎ乾杯します
斎主挨拶→ご退出→斎主先導により本殿と片岡社参拝
上賀茂神社内にある別の神社でみんなでお参りにいきました。
集合写真・写真撮影
集合写真を撮り、私たちは前撮りをしていなかったので当日に写真を沢山撮ってもらいました。
披露宴会場へ移動
撮影終了後はタクシーで披露宴会場に移動しました。
まとめ
いかがでしたか?
神前式と言われても一体どんなことをするのか思い浮かばない方も少なくないと思いますが、内容はそこまで複雑ではなくチャペルなどとは違い神社が好きな方は楽しめる挙式だと思います。
また神社によって式の内容は異なるので気になる神社で一度聞いてみるのもいいと思います。
昔から行われていた神前式で挙式できて本当によかったと思っています。少しでも和婚で結婚式を挙げられる方は増えたらいいな~と思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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